アポロチョコレートの値段の推移は?発売以降どれだけ値上げされたのか

アポロチョコレートって、昔はもっと安かった気がする…」
コンビニやスーパーで久しぶりに手に取って、そんな風に感じたことはありませんか?

子どもの頃に当たり前のように買っていたお菓子が、気づけば“ちょっと贅沢なおやつ”になっている。そんな体験をした人は、きっと少なくないはずです。
実際、アポロチョコレートは1969年の発売以降、半世紀以上にわたって販売され続けてきましたが、その間に価格は少しずつ、そして近年は特に大きく変わってきました。

この記事では、アポロチョコレート発売当時の価格から現在までの値段の推移をグラフで可視化しながら、
「どれくらい値上げされたのか?」
「なぜ値段が上がってきたのか?」
をわかりやすく整理していきます。

懐かしさを感じながら、身近なお菓子の“値段の歴史”を一緒に振り返ってみましょう。


明治チョコレート アポロ 46g×10個

アポロチョコとは?

アポロチョコレートは、明治が1969年8月7日に発売した、日本を代表するロングセラーチョコレートです。最大の特徴は、いちごチョコとミルクチョコの2層構造と、誰もが一目でわかるロケット型のフォルム。この形は、発売当時の時代背景と深く結びついています。

1969年といえば、人類が初めて月面着陸に成功した「アポロ11号」の年。世界中が“宇宙”に熱狂していたタイミングで誕生したこのチョコは、商品名・形・パッケージすべてが宇宙ブームを意識して作られました。ただのお菓子ではなく、**当時のワクワク感や時代の空気をそのまま閉じ込めた“時代を象徴するチョコレート”**だったとも言えます。

味の面でもアポロチョコレートは独特です。上部の甘酸っぱいいちごチョコと、下部のまろやかなミルクチョコを同時に楽しめる構造になっており、1粒で“デザート感”のある満足感があります。子ども向けのお菓子というイメージが強い一方で、実際には大人が食べても「懐かしさ」と「安心感」を感じられる味設計になっています。

また、アポロチョコレートは**“配りやすさ”と“食べやすさ”**にも優れています。
・1粒ずつ食べられる
・見た目がかわいいため話題になりやすい
といった特徴から、子どものおやつだけでなく、職場での差し入れや、義理チョコ・イベント配布用のお菓子としても長年親しまれてきました。

さらに、季節限定フレーバーやキャラクターコラボ、記念デザインパッケージなど、時代に合わせて姿を変えながら進化し続けている点もアポロが長く愛される理由のひとつです。パッケージにも登場するアポロちゃんは見覚えがある方も多いかと思います。
「昔からあるお菓子」なのに、「今の時代にもちゃんと馴染んでいる」。このバランス感覚こそが、アポロチョコレートが半世紀以上も売れ続けている最大の理由と言えるでしょう。

発売当時の販売価格

アポロチョコレートの発売当時(1969年)の価格は1箱50円とされています。 


当時の物価を考えると、発売当初から「とにかく安いチョコ」ではなく、
*“見た目が特別で、ちょっと気分が上がるチョコ”**として成立していた可能性が高い、ということです。宇宙ブームに合わせたネーミングと造形、いちご×ミルクの二層構造、1粒の満足感——こうした要素が“50円でも買いたくなる理由”になっていたはずです。アポロチョコレートは登場時から「ちょっと特別なチョコ」だったとも言えます

ここで重要なのは、同じ“1箱”でも、時代によって内容量(g)が変わり得ること。値上げは「価格が上がる」だけでなく、「内容量が減る(実質値上げ)」として現れることもあります。

アポロチョコレートも例外ではなく少なくとも2015年に48g→46gという内容量変更が確認されています(価格が据え置きでも、単位量あたりでは実質上昇)。 
さらに2024年には、明治が公式に「アポロ袋」を含む商品の内容量変更を告知しています。


明治 アポロ袋 100.8g

値上げの歴史(価格推移グラフで見る変化)

※グラフは公開情報で確認できる節目(発売時50円、1998頃100円、以降の改定など)を「参考小売価格(税別)」としてプロットしています。

上のグラフは、アポロチョコレートの発売当時から現在までの参考小売価格(税別)の推移をまとめたものです。こうして時系列で見ると、アポロチョコレートの価格は一気に上がったというより、長い年月をかけて段階的に上昇してきたことがよく分かります。

発売当時の1969年は1箱50円。そこから約30年かけて、1990年代後半には100円前後まで上昇しています。この時期は、日本全体で人件費や物流コスト、原材料費が緩やかに上がっていったタイミングでもあり、アポロチョコレートも例外ではありませんでした。

2000年代以降は、価格改定のペースがやや早まります。
2011年に113円、2014年に120円と、数年おきに値上げが行われています。特に2010年代後半以降は、カカオ豆価格の変動や円安、包材コストの上昇など、食品業界全体を取り巻くコスト環境が厳しくなり、お菓子メーカー各社で値上げが相次ぎました。

グラフを見ると、2023年以降の上昇カーブが急になっている点も特徴的です。
2023年に132円 → 142円、2024年には160円 → 180円と、短期間で複数回の価格改定が行われています。ここ数年は、原材料費・エネルギー価格・物流費の同時上昇という“トリプルパンチ”の影響を強く受けた時期であり、アポロもその影響を大きく受けた形です。

また、価格だけを見ると「急に高くなった」と感じがちですが、実はアポロは内容量の調整(実質値上げ)も過去に行われています。たとえば2015年には、価格は据え置きのまま48g → 46gへ変更されており、1gあたりの価格で見ると実質的には値上げでした。
つまり、アポロチョコレートの“値上げの歴史”は、

・価格そのものの上昇
・内容量調による実質的な上昇

この2つが組み合わさって進んできたと言えます。

こうしてグラフで振り返ると、発売当時50円だったアポロは、現在では約3.6倍の価格帯になっています。ただし、これは単なる「企業の値上げ」という話ではなく、半世紀にわたる物価上昇と製造コストの変化を映した結果でもあります。
“昔は安かった”と感じるのは自然ですが、その背景には時代ごとの経済環境の変化があることも、グラフから読み取れるポイントです。

まとめ

アポロチョコレートの価格推移を振り返ると、発売当時の50円から現在までに約3倍以上に値上がりしてきたことが分かります。グラフで見ると、「急に高くなった」というよりも、時代の変化に合わせて少しずつ積み重なってきた結果であることがはっきり見えてきます。

また、値上げは単に価格が上がっただけではなく、内容量の調整など“見えにくい形”で行われてきた面もありました。こうした動きはアポロチョコレートに限らず、多くの定番お菓子に共通する流れでもあります。
つまり、アポロチョコレートの値段の変化は、私たちの生活や日本の物価の変化そのものを映す鏡とも言えるのです。

それでも、アポロチョコレートは今も変わらず店頭に並び、昔と同じ形・味で私たちの身近にあります。
「高くなったなあ」と感じつつも、つい手に取ってしまう――
そんな存在であり続けていること自体が、アポロチョコレートが長年愛されてきた証なのかもしれません。

昔を知る人にとっては懐かしく、今の子どもたちにとっては新しい。
アポロチョコレートの値段の歴史を知ることで、いつものおやつが少し違って見えてくるはずです。


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